ガイド日誌
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最近の出来事 北の暮らし歳時記など |
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ガイド日誌、お休み中zzzz ただいま旅に出ています。 10月下旬に雪の降るなかを出発して、11月1日に津軽海峡を越えました。現在、晩秋の日本列島を南を目指して走っているところです。 12月中旬に戻る予定です。それまでの間、ガイド日誌はしばらくお休みします。それでは。 MTBマウンテンバイク日本列島を縦断中 秋晴れの太平洋と14年目を迎える相棒のMTB 2004年10月17日(日) 十勝連峰に初雪 十勝連峰に冬の訪れです。 今朝、マウンテンバイクのツアーで吹上温泉へ向かったところ、標高800m付近から白いものがチラホラ。標高1000mの吹上温泉付近はうっすら雪化粧していました。 山はいよいよ冬を迎えたんですね。 明日からしばらくマウンテンバイクで道北から道東へと旅してきます。でも、寒そうだなあ・・・。 では、2週間後に。 2004年10月16日(土) なんとなく、うれしいこと うどん屋でもらったレシートが777。 うどん屋の名は「はなまる」、 レシートは「777」、 なんとなく、うれしかったです。 2004年10月11日(月) かぼちゃ団子 では、いただきます 昨日つくっておいた「かぼちゃ団子」の生地。きょうは試食してみました。 解凍した生地は40gほどを団子状に丸めて真ん中に凹みをつけて軽く潰します。油をひいたフライパンで、まず強火で軽く焦げ目をつけてから弱火で5分じっくり火を通します。裏も同じく3分くらい。 タレは「みたらし団子」と同じ甘辛醤油ダレを作りました。 うまそうでしょ? 2004年10月10日(日) かぼちゃ団子づくり 北海道おふくろの味の横綱 何もかもがウマイ季節ですね。もっともっとうまいものを食いたい僕は、今が旬の南瓜をつかって「かぼちゃ団子」を作ってみることにしました。 まず1個丸ごとのかぼちゃの皮を剥いて蒸し器でしっかり蒸します。蒸し器から取り出したかぼちゃは種を取り出し熱いうちに芋潰し器で素早くつぶし、続いて片栗粉をカップ1杯半足してしっかり練ります。とにかく熱いうちにぐるぐるとしっかり練るのです。そのうちパン生地のような黄色い塊に姿を変えます。これで出来上がり。あとは適当な大きさに整形して冷凍保存。 僕は最初、棒状にした生地をラップに包んで冷凍、食べるときに包丁で切ろうと思ったのですが、いやいやいや、コイツはとても切れるものではない!おそろしく硬い黄色い固体が砕けていくだけです。ここで教訓。生地は食べる大きさに整形してから冷凍すべし。 〈材料〉 ・北海道産かぼちゃ 1個 ・片栗粉 カップ1〜2杯 練るときにバターを少々入れてもいいかもしれないなと思いました。各家庭ごとに味が違うといいますから多彩なレシピが楽しめそうです。 もっといい方法やレシピがありましたら誰か教えてください。 2004年10月7日(木) バイクでGO 小平〜苫前(おびら〜とままえ)編 久しぶりに海をみようと遠出しました。風のつよい日本海沿岸を北へ北へと走ります。1年中強い風が吹くことが多いこの地域の沿岸集落では家々は板壁で囲まれていて、まるでインディアンの襲撃をおそれて防御をしている駅逓のようです。 とりわけ先月の台風18号の影響は深刻だったようで、ニシン番屋の屋根の一部が飛ばされていたり、バス停や神社がひっくり返っていたり。 横転したままの神社の社 2004年10月5日(火) 風景 まるで天空に向かって伸びていくかのような1本の道。遮るものは何もなく、旭岳、大雪山、十勝岳、富良野、そして美瑛丘陵。どこまでも360度の眺望。道はこのまま何キロも先まで続きます。 ほとんど知られていない,無傷無垢な風景。現在のように観光施設が乱立する以前の 少し昔を見ているような気がします。 80年代、たしかに美瑛はこんな感じでした。 美瑛町 某所 2004年10月4日(月) バイクでGO イワナと野生の楽園 編 10月です。いよいよ冷え込んできました。バイクに乗っていると1時間もすれば手先が冷え切ってしまいます。それでも燃料コスト(3分の1以下 )や自然との一体感 、また機動性を考えると、やっぱり自転車か、百歩譲ってもバイクまで。ということで今日も250ccのオフロードバイクで出かけました。 ちょっとした秘密の場所へ少しばかり遠出をしました。そこは古い伐採跡地に自然林が回復した森で、 樹齢30〜40年の針葉樹広葉樹が混在し、高台に立てば大雪山の樹海の真っ只中のダイナミックな風景、せせらぎに釣り糸を垂らせばイワナがうはうは釣れてしまい、森には動物がウロウロ歩いている、そんな場所です。地図にない道をどんどん奥へ奥へと進み、そこは大雪山の核心部に近い、トムラウシ山麓につながる森です。 しかし残念なことに久しぶりに訪れた森には再び伐採の手が伸びていました。道沿いの広場には土場(伐採した木を集めて一時保管する場所)が設けられ、太いトドマツの丸太が山積みされていました。嫌な予感・・・ 川も、どこか雰囲気が変わったような気がします。せせらぎが笑っていない。何というか、どことなくよそよそしいのです。森に、目には見えない程度の変化が訪れているような気が します。ちょっとしたことで森は、微妙なバランスが崩れるといいます。この嫌な予感が気のせいだといいんだけど・・・。 2004年10月3日(日) MTBでGo にんじん、にんじん 編 きょう午後、上富良野の日の出ダムから十勝岳方面にまっすぐ伸びる農道を走っていたときのこと。夕暮れ時でもないのに真っ赤に染まった畑を発見。近づいてみると、畑一面に広がっていたのは大量のにんじん、にんじん・・・ 収穫のあとに残された大量の人参。姿の美しいものだけが出荷されて見栄えの悪いものはそのまま残されます。いったいぜんたい、何%が合格したんでしょうか。人参よ、おまえたちも生き残るのは大変なんだな・・・。この光景を見ているとスーパーで売られているのは数多くのなかから厳選された高貴な「貴族人参」で、ここにひしめいているのが一般人。いやいや、一般人参なのだと理解できます。目の前の大勢の人参たちに、いたく同情してしまいました。 やがて残されたニンジンを目当てに野生の鹿が集まってきます。それでも食べ切れなかったニンジンは腐って、やがて畑の栄養になります。捨てる神あれば拾う神あり、というわけですね。 あ、僕も“拾う神”の仲間入りかも!こうなれば「貴族人参」など恐れ多くて、とても食べられたものではないですよ。 2004年10月2日(土) たまねぎの味噌汁 秋です。いろんなものが旨い季節だけど、玉ねぎもうまいんですよね〜。 北海道の玉ねぎは春に植えつけられて秋に収穫されるものが多いそうです。 8月下旬〜10月の間には道内のあちこちで大規模な収穫風景が、初霜の降りるころまで見られます。秋の風物詩ですね。 地物の玉ねぎは地元のスーパーでも10キロ1000円前後で売られていて、僕も毎年秋になると10キロ、20キロという単位で買い込んで越冬の野菜として地下室に保存することにしています。だから僕の冬のパワーの源は毎朝食べている玉ねぎなんですよ。僕にとって玉ねぎの味噌汁は冬の味なんです。 ・玉ねぎは野菜の中で最も糖質が多く、果糖、ブドウ糖、ショ糖がほぼ同量ずつ含まれます。糖類はほとんどが素早くエネルギー源として分解、燃焼されます。 ・特筆すべき成分は、玉ねぎの刺激成分である硫化アリルなどのイオウ化合物です。硫化アリルは動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓ができにくくする作用があります。 ・硫化アリルはビタミンB1と結合してアリチアミンとなることで体内にビタミンB1を長く留め、ビタミンB1の吸収を促進するはたらきがあります。ビタミンB1は、糖質を素早くエネルギーに変える栄養素で、不足すると、疲労、食欲不信、不眠、イライラなどの症状がおこります。ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉やハム、かつお、大豆などなので、これらと一緒に料理すると上記症状の予防に効果大です。 調べてみると、いいことばかりの玉ねぎ。おいしくて安くて日持ちがする玉ねぎ。食べるとグイグイ底力がでてくる玉ねぎ。風邪をひかない玉ねぎ。味噌汁にすると甘くて香りがよくて、ごはんも進みます。 きょう、今シーズンはじめて暖炉に火を入れました。今年もいよいよ玉ねぎの季節です。冬が近づくとなんだかワクワクしますね。 2004年10月1日(金) いわし雲 秋の空に見られるいわし雲。うろこ雲ともいいますが、正確には「巻積雲」というそうです。 ある気象予報士が面白い例え話をしていました。いわし雲は味噌汁雲なんだとか。へぇへぇへぇ。 あつあつの味噌汁の表面を見ていると味噌のモヤモヤが湧き上がってくるのが見られますよね。そういえば、いわし雲に模様が似ていませんか?あの味噌のモヤモヤといわし雲の模様は、発生のメカニズムは同じなんだそうです。ナルホド。 朝からよく晴れたきょう、空には“味噌汁雲”がぽっかり浮いていました。明日から冷え込むそうです。そろそろ初冠雪かもしれません。 2004年9月30日(木) 紅葉が枯れていく・・・ 大雪山や十勝連峰では例年より早く始まった今年の紅葉ですが、台風18号の直撃の影響でしょうか、今年はインパクトに欠けたままシーズンが終わろうとしています。早くに紅葉した赤い木の葉は台風による激風であらかた吹き飛ばされ、いったん紅葉はゼロに戻ってからの再スタートになったわけですが、しかしその後に染まり始めた紅葉も“染まる”というより“枯れていく”といった印象で、なんとも寂しい限りです。場所にもよるとは思いますが先入観なしに全体を例年と比較したなら、せいぜい約60%といったところでしょうか。 旭岳や十勝連峰など高山の紅葉はすでにほぼ終了。紅葉の最前線は山麓を駆け下りはじめました。これからは山麓の森が染まっていく番です。 さて、後半はどんな感じになるんでしょうか。 |