ガイド日誌
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最近の出来事 北の暮らし歳時記など |
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2012年3月30日(金)
なんだかわかりますか?
地震じゃ、ないですよ。
道路にひび割れが走っています。、 幅数センチ、まっすぐビビビーッって、割れてます。
「凍上」(とうじょう)、といいます。
厳冬期、地面が地中深くまで凍り、 次第に堅固な凍土(とうど)が形成されます。
厳しい冷え込みのなか、凍土は徐々に拡大を続けます。
地下数メートルまで凍った土は氷と同様に、凍結に従って膨張し ます。 膨張してアスファルトを押し上げ、ついに割ってしまうのです。
真ん中が軽く盛り上がっています。 凍土によって押し上げられたことがわかります。 そして、ビビビビーッと割れてます。 亀裂を覗きこむと、アスファルトが分厚いのがわかります。
すごい力だ!
わが家の前の道路は規格が比較的上位で、 砂利を深く敷きつめて、アスファルトも2重に、分厚く敷いてあります。 たった300mくらいの区間なのに、工期は半年以上に及びました。 当時は、滑走路ですか〜?みたいな工事でした。
ここ数年は何の問題もありませんでした。
今年の冬が、いかに寒かったか。 氷点下20℃は当たり前、25℃、30℃、そんな日が続きました。
寒冷地仕様の道路も耐えられなかった冬だったんですね〜。 雪解けが遅くていろいろ困るけど、 道路も大変だなぁ・・・。
ええ。 崩壊して走れない、ということはないです。全然。 でもそのうち亀裂から雑草なんかが伸びてきて、
ここ舗装道路? マジ?
みたいになったりして?
2012年3月28日(水)
神戸、讃岐うどん県、高知県と、駈け足で帰省してきました。
雪のない道は、いいですね〜。
今年の3月は寒くて、桜はまだ咲いていませんでした。 例年この時期は桜が満開なのですが。
四国の道は、狭いです。 お遍路さんが歩くには十分ですが、車にはけっこう厳しい。
さて、ウチの奥さんの実家は明治から昭和にかけて代々県議会議員や首長をつとめたお家で、本家のお屋敷はたいそう立派です。昨年ごあいさつに伺いましたが、文化財かと思うような造りで驚きました。まるで陣屋みたい。
その本家から分かれて岳父が建てた現代の家も、大きく立派です。 でも、なにしろ旧街道沿いの歴史的な町並みの中なので、道路は狭いんです。
戦前からあると思われる町屋作りの古い民家が建ち並び、 宿場町のようなクネクネ路地が、延々と、くねくね〜。 道路に古民家の屋根が迫っていて、おっかね〜!
あのお爺ちゃん、あぶねーな・・・。 気にして車を軽く左に寄せたら・・・。
ガリッ!
やっちゃいました〜。
縁石に引っかけて、バンパー下半分ごっそり持っていかれました。
まあいいや。 ちゃんと走るから、このままでいい。
2012年3月20日(火)
でっかい低気圧真っただ中の十勝連峰です。
先行山行グループの中止と撤退が相次ぐなか、 妙にテンション高い僕たちです。
そりゃあそう。真冬に戻ったんですから。
シーズン再来、おめでとーございます!
「楽しそうだからさー、行けるだけ行ってみようか。」 ということで、いそいそと出発。
すると、おヘソまで埋もれるディープな新雪。
こ、こ、これ。 い、い、いいんじゃない??
テンション、↑↑↑↑ アゲアゲ〜
相変わらず吹雪は暴れているけれど、 雪は深く、美しい。
ちょっと寒い。
腰を軽く超えていく深雪を蹴飛ばしながら、 転がるように滑っていく僕たちでした。
吹上温泉白銀荘前にてくつろぐメンバーたち。 お疲れ様でした。
ってゆーか、 くつろぎすぎだな。
(写真提供:MYさん)
2012年3月18日(日)
低気圧接近中の三段山。
ガリガリ、 ズブズブ、 デコボコ、 妖怪板掴み。
エントリー地点に立てば、
立てば、
・・・
ホワイトアウト。(笑)
でも、やっぱりパフパフの雪にも出会える三段山。 バラエティ豊かな1日。おもろい仲間たち。
きょうもめっちゃ楽しかったっ!
類は友をよび、ハッピーの輪は世界に広がる。
やっぱり十勝連峰、いいっ!
ほんとに素敵なところだなー。 ここで仕事ができる自分は、幸せ者。
(写真提供:Kanakoさん)
2012年3月17日(土)
きょうのツアーは北空知の音江山に行ってきました。
雨予報が一転、まずまずのお天気。 あったかい。 春爛漫の山歩き、といったかんじです。
山に取り付くと、あたたかすぎて汗が吹き出します。 あち〜。 ゆっくり歩こう!
少し強めの、あたたかい南風が吹いています。 どんどん雪がとけていくかんじです。
雪団子がバウムクーヘンのようになって転がっていくのを沢山見かけました。
春の山歩きは気持ちいいもんですね。
でも・・・。
一応、俺たち、バックカントリースキーに来ているわけなので、 滑ったりも、するわけです。
いや〜。 滑りは、難しい・・・。
なんじゃこれはーーーー!!! 叫びながら格闘滑降する始末。
雪解け時の雪は、もっさりしていて、重たくて、粘っこい。 滑らない。
パンクした自転車で下り坂を走っているみたい。 あぶねー!
スキーが、ビタ止まる〜 どっか別の方向に行く〜
ターンしようとしたら、 ガツッ!と足首を掴まれて雪のうえに放り出される!ようなかんじ。
妖怪、板掴み。 今年もでたー!!
悪雪に強いはずのボードでさえも、きょうの粘り雪には苦労されていました。
ボードでさえ難しいんだから、テレマークに太刀打ちできるはずもなく。 てゆうか、修行が足りませんか。
妖怪、手強し。
いやはや いやはや
汗をいっぱいかいた1日でした。
2012年3月16日(金)
3/17(土)音江山 変更なし 十分に空きあり(ガラガラ)
3/18(日)旭岳 行き先変更 あまりに酷いため、行き先を十勝連峰に変更 残り1名
3/19(月)うさぎ山 中止 キャンセルが相次ぎ、最少催行人数に達せず ツアー当日、現地悪天候が予想されるため、募集も中止
3/20(火)十勝連峰 変更なし! 残り2名
3月16日18時現在です。
2012年3月14日(水)
いいお天気だったので旭岳に行ってきました。
さぞかしいい雪だろうと思ったら・・・。
全山 ズタズタ&ボコボコ。
盤の沢の底も周囲を取り巻く壁も、 それからかなり奥のツリーランも、あの沢やマル秘な沢も、ぜーんぶ、ぜーんぶ、 見事なまでにボコボコになっていました。
それ以外の場所も、見渡すかぎり、ボコボコ。 あ〜あ、ってカンジ。
ロープウェイ、決して安くはないです。 1回1100円。4時間券3000円。
ロープウェイは快適。言うことなし!
でも、肝心の雪が雪が雪が・・・。
ボコボコ。
早い話、最悪。
いや、もしかしたらこれが当たり前で、むしろ割といいのかもしれないけれど、 なにしろ毎日、十勝連峰を滑っていますから、 やっぱり比べてしまう。
自力で登る必要がない山、旭岳。 ロープウェイで気楽にハイクアップできてしまう山です。 平日のきょうもけっこうな賑わいでした。
明日もあさっても、どんどんボコボコになっていく旭岳。
今週はもう、新雪は積もりそうもありません。 そして週末は、天気荒れそう。 雨予報まで出ています。
次の日曜日は、なんと「旭岳」のツアー予定ですけど、 ノートラックの斜面は無理っすね。ありえない。
全山ボコボコで凸凹。 雪質最悪。 サンクラスト&モナカってる場所もあり。 とどめに。 天気も良くない。
さらには、 旭岳ではさいきん暴力事件が頻発しているといいます。
ええとこなし。 どうしてくれるんじゃー!
ガイド的には、とっても仕事が楽ちんな旭岳ですが、 これじゃお客さんがかわいそう。 いまプログラムを変更すべきか すごく悩んでいるところです。
正直言いますと、変更すべきだと思ってます。 高いお金出してまでいくようなコンディションじゃない。
せっかく北海道まで来るんですから、 いい思い出を作ってもらいたいじゃないですか。
2012年3月13日(火)
こんど北海道行くんだけど、 服装はどうしたらいいんだろうかっ!?
こういう悩み、経験ありますよね?
昔、初めて冬の北海道を旅しようと思ったとき、 ボクは冬山登山をイメージして、ごっつい服を買い揃えたものです。
ははは。 サバイバルかい!
でも一般的にはそれが常識のようで、 昔の僕のような服装の旅行者をよく見かけます。
ノースフェイスのアウターシェル上下ばっちり着込んで、 足元にはスパッツ。
ごっつい靴。
どこ行くねーん? 北極圏ですか?犬ぞりですか? みたいなかんじ。
でも笑わないです。 自分も冬の北海道初体験のときはそうでしたから。
あのひと、初めて来たんやろなー、って思う。 昔の自分と同じ。
ああそうそう。
例、北海道旭川市。 最低気温はフツーに毎日氷点下20℃くらいになるんですが、 街を歩く女子高生は生足です。 ナマ足ですよ。マジっすよ。 ごっついコートも着てません。
そーゆーもんです。
話はかわって 近いうちに帰省する予定なんですが、 服装、悩むー!
春の瀬戸内はあったかいやろな。 Tシャツでええかな。
生まれ育ったふるさとの気候がイマイチ、イメージできない。 Tシャツでええはずないけど、 だからっちゅーて、ダウンはいらんやろ。
でも、だからっちゅーて、どうしたらええん?
わああああああああああああ!!
そーゆーもんです。
2012年3月12日(月)
わが家の話ですみません。
「サラのとってくれ」
「どれ?」
「サラのや」
迷いながらも小皿をもってきた次女。 違うやないか、サラのや、というが、動じません。
「だからお皿でしょう!」
「 ちー がー うっ 。 サラのコップや」
???
まだ、わからない次女は、北海道生まれの北海道育ち。 道産子。
「サラ ゆーのは、新しい、っちゅ〜ことや!」
皿と違うで。 いや皿だ。 違う。 皿だ。
くどくど説明すること10分間。
道産子の次女は、納得したような、してないような。
2012年3月11日(日)
朝、美馬牛は快晴無風。 十勝岳の噴煙がまっすぐ立ち昇っているのがくっきり見えます。
やったー!行くぜ行くぜ!山山山!!
山に近づくにつれてますます空気は澄み、山肌の岩陰から雪の風紋模様までくっきり手に取るように見えます。
おおお〜 素敵だ。 素敵すぎる。
稜線に立つと、全山どかーん! 十勝連峰の迫力に飲み込まれて、みんなで絶叫!
滑ると、これまた、たまらんパウダー。
た、 た、 たまらん〜!!
うひょ、 うひょ、 うっひょぉぉぉぉぉぉぉぉーーー!!
いいんですか? 3月なのに?
季節外れのパウダーです!
山はキラキラ光り、 樹木もキラキラ光り、 日差しはやわらかであたたかく、
俺たち、ほんとうにラッキー。
ここにいる幸せ。
あああ、幸せだ〜。
今さらながら、 北海道に引っ越してきて良かった。 この仕事をはじめて良かったと思います。
ここにいるみんなも、 きょうは山に集って良かったと、 心からそう思う1日でした。
それから、 黙とうのご協力、ありがとうございました。 みんなの心がひとつになったと、思います。
2012年3月10日(土)
明日で震災から1年。
当初の僕は突然仕事がなくなり、茫然としていました。 移住してきた北海道で突然無職になってしまったわけですから。
でも、命も家も家族も、何一つ失ったわけではありません。 時間だけは、たっぷりありました。
たぶん1年間は仕事はないだろうな。 家にいても塞ぎこむだけ、だったら汗水流して働こう。復興の槌音になろう。 これからのことは、あとから考えたらいいや。
冬に稼いだ少しのお金を握りしめ、いま有り余っている自分の体力と時間と、これらを何かの役にたてようと、相棒の笠原(元美瑛町観光協会職員)とともに2度、東北を目指しました。
僕たちは計3週間を昼夜問わず災害支援にあて、寝起きを共にし、同じ釜の飯を食い、文字通り全身泥だらけになりながら全力投球しました。
この2回の活動で、僕たちが一番頭を悩ませたのは、泥でも瓦礫でもありません。生々しいかもしれませんが、それは資金のねん出でした。
すぐにでも何度でも駈けつけたい。けれど、交通費のねん出が、ほんとうに大変。
高速道路、ガソリン代、フェリー代・・・東北は思った以上に遠く、1回の災害支援に、交通費だけで往復10万円近いお金が出ていく始末。
自分たちが東北に移動するだけで、何も関係のない人たちに貴重な資金を差し出して大いに儲けさせてしまっている。
矛盾でした。
それを二回やりました。あ〜あ・・・。
すべてを個人負担で賄なけらばならない僕たち二人は、少ない貯金を取り崩して活動資金にあてました。けれど、このとき僕たちは二人とも無職で無収入。
三週間は体力的にきつかったけれど、有り余る達成感がありました。
俺たちはまだまだ働ける!そう思いながらも、裏腹に資金が底をつき、後ろ髪ひかれながら東北をあとにしたのです。
経済的な負担、限界でした。 災害ボランティアは、お金と時間と両方に余裕がなければできないことだと知りました。
2回目の支援をおえたときには復興のための重機やトレーラーや輸送ヘリコプターやその他のさまざまなものが物量にまかせて物凄いエネルギーで動き出していました。人、モノ、大地が唸りをあげていました。日本の底力だと思いました。
ようやく進み始めた復興の槌音を見届けて東北を去ることになったとき、これから必要なのはボランティアの「体力」ではなくて、一にも二にもお金だなと痛感したのです。それも、多くを失った人たちひとりひとりに直接届けられるお金。
もしかしたら、2回の活動に費やした数十万円のお金を、そのまま寄付したほうがよかったのかな、などと思ったりしたものです。
それから一年間、ガイドの山小屋の店舗で義援金を募りました。 義援金は思ったように貯まりませんでしたが、それでも何人かが募金してくださり、数千円になりました。 明日、もう少し増えると思います。
当初は直接持参しようと思ったのですが、やめました。 その交通費のぶんだけ、足せばいい。
災害支援のボランティア活動は、活動資金ねん出の闘いだった・・・。 特に交通費が問題。
それらを教訓に、今回、せめて寄付金は、交通費をかけずに、 ちょっと味気ないけれど、 銀行振り込みで送ることにします。
明日で一年。
今月末までに一年分の義援金を、宮城県亘理町に送ります。
この義援金は被災者のみなさんの生活支援に直接役立てられます。 電柱の一本でも、堤防の一部のコンクリートでも、仮設住宅で使われるカーテン一枚でもいい。目に見えるところにお金が役立てられる。
大災害をこの目で目撃し、泥にまみれて働いた僕たちだからこそ、今回の寄付でこだわったことです。
でも、喜んでくれる方の笑顔は、直接見られなくても良いのです。 心で繋がっていれば、それで良い。^^/
ガイドの山小屋の義援金送付先 宮城県亘理町 宮城県亘理町の震災被災者に対する生活支援に活用される義援金の窓口です。 亘理町のインフラ等災害復旧復興支援とは窓口が異なります。詳しくはコチラ 銀行振込 · 七十七銀行亘理支店 普通 5441111 · 口座名義人 亘理町災害対策本部(ワタリチョウ サイガイタイサクホンブ) ※七十七銀行各店の窓口及び全国の地方銀行の「窓口」での振込については、手数料が免除されます。
2012年3月9日(金)
今週火曜日から水曜日にかけて、まとまった雪が積もりました。
いつもならば、さっさとやってしまう除雪作業なんですが、 どーも、いつもと違うカンジ・・・。
うげ。重っ!
スノープッシャー(雪を押す道具。ブルドーザーみたいな形状のスコップ)が途中で止まってしまいます。
1月の雪ならば、スススーッと小走りできるくらい軽々と雪を集められるのですが、ガシッと抵抗があって、数mも進めばビクともしません。
あの、羽毛みたいな雪は、遠い夢か幻か・・・。
日中は気温があがって雪がベタベタになってしまう、重たくなるで作業がはかどりませんから、除雪作業は早朝にやることにしました。
とはいえ、いったん水分を含んで再凍結した雪は固いので、機械除雪を行います。スノーラと呼ばれる家庭用ロータリー除雪機です。
早朝4時。気温マイナス10℃。 キーン!
これこれ、このかんじ。
全身で冬を感じつつ作業を始めましたが、どうもいつもと違うカンジ・・・。 雪の感触が、全然違うんです。
どうやら確実に春が近づいているようだと、雪をブッ飛ばしながら思ったのでした。
サイクリングの問い合わせも増えてきました。 こうやって除雪できるのも、あと何回くらいでしょうか。
しかしまあ、美馬牛の積雪は、1mくらいはあるんですけどね。
2012年3月8日(木)
三段山関係のテレマークスキー友だちAさん。
北海道に住んでいましたが、ふるさとに戻ることになり、しばらくご無沙汰していました。
福島県いわき市の港湾施設で働いていたAさん。
1年前、そこへ、
津波のあと、恐る恐る電話してみたオレです。 コールがないことを半ば覚悟していました。
トゥルルルル トゥルルルル
き、きたーーー!!
ガシャ
「もしもーし!生きてますよー!」と、Aさんの声。 オレ、まだ名乗ってもいないのに。
いや〜。泣きましたね。 一瞬、体中の関節が外れましたって。
きょう、そのAさんが、北海道に戻ってくると知らせてきました。 これから札幌でお部屋探し。
おっとその前にニセコで足慣らし。だそうで。^^;
友、生還。
2012年3月7日(水)
そろそろ雪解けが始まる美馬牛です。
道路がドロドロのガタガタになって、ゆっくりと積雪が減ってくるのを感じるようになったのは、ここ2、3日のこと。
しかし、今朝は真っ白な世界。
久しぶりに冬に逆戻りです。
しっかり降って、しっかり積もりました。
今朝は除雪車も、久しぶりにやってきました。
暖かくなったり、冬に逆戻りしたり、 行きつ、戻りつ、
こういう日々を繰り返しながら季節は確実に進んでいきますね。
冬が終わってしまうのは、少し寂しいものですが・・・、 春の訪れは、やっぱり嬉しい。
春〜!! 灯油代が、かからなくなるー!! ありがてぇ!!
おお、そっちかい!
しかしまあ、今朝は久しぶりの銀世界をみて、 やっぱり正直、嬉しかった。
今週末の山は、ふわふわ雪だともっと嬉しいですね。
2012年3月6日(火)
ニトリ(家具)に行ったら処分価格になった時計がたくさんあったので、 ついついたくさん買ってきました。
時計を、、、たくさん、、、って、、、???
旅をしているとき、 宿の壁に複数の時計がかけられているのをよく見かけました。 やはり、無意識に探してしまうのは、Tokyoの文字。日本時間。
見つけるとやっぱり、嬉しいです。
あのときのことを思い出して、ガイドの山小屋の受付に世界時計を並べることにしました。
夏になると、いろんな国から旅人が来ます。
自分の国の時刻が刻まれていたら、やっぱりうれしいはず。
正面の壁に、世界の9つのタイムゾーンを並べました。
南極点・ニュージーランドから、ワシントン、ブエノスアイレス、ロンドン(GMT)、ブリュッセル、エルサレム、リヤド、上海、それから日本時間。
ついでに子供部屋にも時計を5つ、並べました。
この子たちが大人になったときには、国境は曖昧な存在になっているんでしょうねえ。
2012年3月5日(月)
外出から帰ると、ファックスが届いていました。 それも、かなり切羽詰まった印象をもたせる内容。
団体さんを受け入れる大型飲食店さんからの問い合わせと要望でした。 夏季のレンタサイクルに関する問い合わせです。
内容から想像ですが・・・、
先方(海外の旅行会社さん)からの要望のようで、かなり、せかされているご様子がうかがえます。
大変、大変!
大急ぎで返信を送りました。
あらら、春を飛び越えて、夏が始まったなと思ったのでした。
ガイドの山小屋でもポツポツと、レンタサイクルのご予約が舞い込みます。
3月。
冬はもうすぐ終わるんですね〜。
外は雪。美馬牛の積雪は1メートル。
今は真っ白なこの光景が、 2ヶ月後には新緑と花に、彩られているんですね。
2012年3月4日(日)
前日土曜日のいい雪の余韻も冷めない日曜日。お天気は、予想通り晴れました。
行くしかないでしょう!山山山!
前夜は新しく粉雪が降ったようで、昨日のトレースのうえに10センチ〜20センチの新たな積雪が見られます。
上々!
なんでも韓流スターのグンソクさんが来ているとかで大騒ぎになっている吹上温泉をあとにして、前十勝を目指しました。
俺たち韓流よりも粉のほうが大事!
山には思ったとおり、いい雪がたくさん積もっていました。
まず1本目。カバワラのレフトサイド。
う〜ん、パフパフ。たまりません! 3月にこの雪は、奇跡でしょう!
2本目。友人スーさんが先に歩いて刻んでくれたトレースを辿って、スーさん夫婦の後ろ姿に続きます。
でっかい大斜面。 これこそが前十勝の真骨頂でしょう!
まずスーさんが滑ります。 「生でみる至近距離でみる三段山DVDですよ!」 みんな大喜び。
すーさんありがとう!
つづいて十勝岳の大斜面を、みんなで落下。 でっかいターン刻め〜!
風のイタズラなのか、ところどころ新雪の下にジャンプ台?があって、ときどき、グワングワンと吹っ飛びますが、やっぱりこの大斜面、楽しー!
3月にしてこの雪。 十勝連峰。まさに神ですね。
Dayな1日でした。
2012年3月4日(日)
3月10日のツアー テレマーク初級 @実施内容を「スノートレッキング」から「テレマーク初級」に変更しました。 Aご参加は無料です。 B一口1000円以上の寄付(宮城県亘理町の災害復旧支援)をお願いしております。(任意) C詳細は予約カレンダー3/10を参照してください。 Dご予約はお電話のみ受け付けます。電話 0166-95-2277 受付時間 18:00〜21:00 3月11日のツアー パウダースノートレッキング @この日の売上は全額を「宮城県亘理町」に寄付いたします。 Aご参加はお一人様6000円です。スキーレンタル料が含まれます。 Bガイドの山小屋集合分は満員、現地集合・現地解散の枠に3名の空きがあります。(ガイド車に乗りきれないため) C現地集合は、吹上温泉白銀荘になります。
2012年3月3日(土)
最近はあまり雪が降っていなかったので、雪質はあまり期待せずに出かけました。3月にもなると晴れる日も多くなります。今朝もいい天気です。雪質がイマイチでも景色が良いのでnice dayだ〜、みたいな。
しかしながら現地に来てみると木曜日に歩いた痕跡がほぼ消えていて、思ったよりも新雪がたくさん積もったことを知りました。
そして、いい雪。
しっかりした下地のうえに、シャキッとした新鮮な新雪が10センチほど。 そうですね〜、 誰もいない朝一番のスキー場で滑るようなかんじでしょうか。
空は青空。
雪はシャキシャキ。
風もなく、おだやか。
ほとんどラッセルがないから登りもラクチンで、 そして、行く先どこも貸切状態で、ノートラック。
3月でも、こんなラッキーな日が、あるんですね〜。
雪がベタベタに腐ってしまうことの多い3月とは思えないような、良い1日でした。
ああ、そうそう。
いま美瑛・富良野に韓流スターのGSさんが来ているそうで、そのせい? なんか韓国人観光客が目立つ。
なんで?
ほんまにGS効果なん?
そのへん、因果関係はよくわからんのですが。
さあて。
明日もきょうと同じようなお天気になりそう。 予報はきょうと同じく曇りですが、きょうと同じように晴れるんじゃないかと思います。
吹上温泉からの帰途、山は雪になりました。気温は氷点下10℃。(16時)
明日は新雪がふんわりと積もっているかな?
明日も思いがけず、いい雪に出会えるような気がします。
2012年3月2日(金)
ここ数日、昼間は気温があがり、夜間には氷点下10℃以下に冷え込む、という気温変化パターンが続いています。
朝の道路は、スケートリンク。 交差点、ブレーキ注意注意。厳冬期の1月2月のようにスタッドレスが効かない! そのまんまピューって行ってしまうやないか!
昼の道路は、泥沼地獄。 雪解けの水たまりというか、泥水というか、あっというまに車は泥水かぶってドロドロになるので、洗車など意味がなく。
日没後、再び凍結をはじめる道路。 黒くアスファルトが見えるところも昼間は濡れているので、夜にはカキーンと凍ります。いわゆる「ブラックアイスバーン」という悪夢な道路。
こういう状態がこれから3月いっぱい続きます。
レンタカーで観光するのは・・・、やめといたほうがいいっすね。
レンタサイクル?
無理無理!!
こうして道路にも春がやってくるのです。
それまで生き残れるのか!?
3月の道路事情は、サバイバル。
2012年3月1日(木)
三段山と十勝岳の中間にある大きな峡谷地形。 そのなかに、ナマコ尾根と呼ばれる緩やかな尾根が伸びています。
十勝岳方面フリコ沢渡渉付近からアプローチするのが一般的ですが、積雪季は三段山夏道ルートの1段目と2段目の中間の林間から入渓することができます。
そのほか、3段目付近からの東斜面、頂上直下の東谷からもアクセスすることができます。
きょうは十勝岳温泉から入山して三段山を東西に横断、そのままナマコ尾根へと抜けました。
ナマコ尾根は深雪シーズンよりもむしろ、春先から楽しいルートです。
積雪の下地がしっかりしてくる3月。緩斜面のナマコ尾根は本来の楽しさを発揮してくれるのです。
春3月。きょうは気温−1℃で良いお天気でした。 しっかりした下地の上にサクサク系パウダーが10センチほど載っています。
ダケカンバの疎林をすり抜けるように、のんびり滑ります。 エッジがしっかり効くのでスキーコントロールはボーゲンでもアルペンターンでもなんでもよく、景色を見る余裕があるのがうれしい。
ランチタイム。クマゲラが、キョーン、キョーンと啼きながら独特の飛び方で下界へと飛び去っていくのが見られました。
ちょっとした空中散歩のような、尾根歩き。尾根滑り。
アドレナリン全開で大滑降したい方には物足りないルートですが、トレッキング好きな方にはきっと気に入っていただけるのではないかと思います。
時々、気が向いたら足を延ばすことがあるルート。 道北の「うさぎ山」に、雰囲気が似ていますね。
2012年2月29日(水)
きょうは苺を6パック買ってきました。
福岡県の「あまおう」 佐賀県の「さがほのか」 香川県の「さぬきひめ」 それから、宮城県亘理町(わたりちょう)の「もういっこ」
1月からこれまで、宮城県亘理町の「もういっこ」「とちおとめ」を毎週4〜5パックずつ購入しています。 亘理のイチゴは果実に青白い部分が多く見られ、辛口評価するならば、まだ成熟しきれていないかんじ。 しかし、食べてみれば印象は正反対です。 まずシャキッとした歯ごたえがあります。 それから、ひつこくいない上品な甘さが弾けます。
また、どのパックを食べても平均して甘さが爽やかで、まず外れというものがありません。
5パック、10パックと購入していたらひとつふたつ外れが混ざっているのは世の常というものですから、これは驚きです。 すべてのパックに生産者の名前が刻印されているのもまた印象を良くしています。
「あまおう」や「さがほのか」は大粒で赤さが鮮烈で、見栄えがします。 しかし、味が見栄えについていけていないような感じがします。生産者の名前もありませんから、生産者は出荷したもん勝ち?と疑ってしまいそうになります。
宮城県亘理町のイチゴからは、復興にむけた必死さ、ひたむきさがはっきりと伝わってくるように思います。それらが味に反映されているような気がします。
もうすぐ。 3月3日は、ひなまつり。 わが家では宮城県亘理町のイチゴで、ストロベリーケーキを焼くことにしています。
同じ1パック498円なら、みなさんはどちらを選びますか?
2012年2月27日(月)
きょうは外国人グループの引率でした。
2カ月間、まったく英語から遠ざかっていましたから、急に脳を切り替えろといわれても、なかなかうまくいくものではありません。 根本が貧弱なので、なおさら。
昨日あたりから英語で思考するように心がけたりして本番に備えます。
とかなんとかカッコイイこと言っちゃって、ようするに日常を英語に置き換えては、英語ならこう話すかな?ということをゴチャゴチャ考えるんです。
いつも、ぶっつけ本番の旅をして、知らない町でひとりぼっちで英語漬けにもだえ苦しんでいるので、ごく自然にそういうことをするようになりました。 英語勉強のベースが薄いぶん、そうやって我武者羅に抗うオレ。
まっ、案外と面白いッスよ。
そして当日。
まず電話から。
「遅れます」の電話。(外国人にはよくあること!?)
なんとかクリア(汗...)
そして定刻より5分遅れて本番開始。
車内トーク。
まずまず余裕でクリア。
フィールド・トーク。
とりあえず順調に開始。
でも最後のほうには面倒くさくなって日本語でガイド。 なんとかなるから不思議。
てゆうか、 じゃあ最初から日本語でいいのでは??
2012年2月26日(日)
「ブログがイチゴで止まってますよね?」
何人ものお客さんに指摘されつつも、いやあその〜、と、愛想笑いで誤魔化してきたワタクシです。
書かなかったのにはワケがあります。
なんといいますか、この冬は平日の多くがヒマなので、自宅のリフォームにせっせと精を出していたのですが、
「きょうは屋根裏部屋に照明を設置!」とか、 「きょうは2階台所の撤去終了」とか、 「ついに壁に穴があいた」とか、 そういうプライベートなヨロコビを綴ってもツマラナイのではないか、と思い。
てゆうか、ようするにマイブームが日曜大工だったわけで!
ツイッターとか、フェイスブックとか、そっちのほうに移動したのではないかという憶測もあったようですが、本業のウェブも満足に更新できないボクは、ツイッターやフェイスブックまで掛け持ちするにはスキルが足りないようでして。(苦)
自宅2階のリフォームもだいたいメドがつきました。新築以来使われたことがなかった新品同様の台所は無慈悲に撤去されてウォークイン・クローゼットに生まれ変わり、その他諸々加わり、次女と3女のためのたいそう立派な子供部屋ができました。
ということで、そろそろ普通の生活に戻れるかなといったところです。
えええ〜? ホンマかいな?
だって今朝も右手に電動ドリル、左手にメジャー持ってウロウロしてるし。
フッフッフ。次は階段だな。(謎)
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