ガイドの山小屋
レンタサイクル総合情報 美瑛町
イントロダクション
長文になりますがお付き合いください
美瑛のレンタサイクル事情
★レンタサイクル店
美瑛町には現在、JR美瑛駅前に4店、JR美馬牛駅に1店(当店)、
そのほか北西の丘展望公園、白金温泉、美瑛町大町 、一部のホテル・ペンション・民宿などでレンタサイクルを扱っております。 (2022年)
期間は概ね5月〜10月、道路が積雪凍結しない時期です。
★サイクリングの季節
4月:まだ日陰などに残雪が見られます。気温差が激しく、朝夕は0℃前後まで冷えます。
5月:快適な季節です。カタクリやエンゴサク、ミズバショウなど観光用ではない本当の自然のお花畑があちこちで見られる季節です。
6月〜7月:急に気温が上昇して初夏の陽気となります。雨が少なく爽やかに晴れた日が多くて、サイクリングに最適です。
8月:曇りがちな日が多くなります。また夏休みに重なるので観光地は車でごったがえすことが多くなります。そういうときは自転車に乗り換えて♪
9月:そろそろ秋風を感じるようになります。カラリと晴れた秋晴れの気持ちのいい日が増えてきます。
10月:紅葉の季節です。十勝岳連峰の山麓を日ごと紅葉が降りてきます。下旬には初雪の便りが届くこともあります。
11月:雪虫が舞い始めます。昼間の時間が極端に短くなり美瑛に長い冬が訪れます。 サイクリングには寒い季節です。
★サイクリングのコース
ひと口に「美瑛」といっても広大です。美瑛の丘はごく一部、大部分は大雪山や十勝連峰の山岳地域です。
広い広い美瑛町ですが、サイクリングの対象になるのはJR美瑛の北に広がる「パッチワークの路」、お花畑があるJR美馬牛駅の東側「パノラマロード」 の2つが代表的なコースです。
なお「青い池」、「留辺蘂」、「ジェットコースターの道」なども人気のあるサイクリングコースです。
ここでは特に人気があり利用者の多い「パッチワークの路」と「パノラマロード」、「青い池」について主に取り上げます。
美瑛でサイクリング
★交通至便 JR美瑛駅(標高190m)→「パッチワークの路」(標高180〜250m)
小さな町ですが、商店などのほか住宅地、中小の町工場など市街地の中心にJR美瑛駅があります。
旭川と富良野の中間にあります。駅前にはコンビニ、個人商店、 郵便局、町工場、タクシー、ガソリンスタンドあり。観光案内所「四季の情報館」も駅前にあります。
定期観光バスや白金温泉方面行のバスも発着しています。
JR美瑛駅周辺には夏の間、ものすごい数の外国人観光客であふれています。「ここは中国?」などと言われる方がいらっしゃいますが無理もありません。
周遊バスや観光タクシーなどもありますので、JR美瑛はサイクリング以外の選択肢も豊富です。
★パッチワークの路とは?
JR美瑛駅の北側の周囲30km、標高200m前後の丘陵地帯に拓かれた広大な農地です。いろいろな色の布を切り貼りしたパッチワーク状に見えることから名付けられました。
比較的なだらかな地形でジャガイモや小麦、ビートなどが作付けされています。
マイルドセブンの丘やセブンスターの木、ケンとメリーのポプラなど、昭和40年代後半から昭和60年頃にかけて、いくつかのテレビCMがここで撮影され現在の観光名所になっています。
50歳代以上の方のなかには「マイルドセブンの白い世界」「ケンとメリーのスカイライン」といった高度経済成長期のころのテレビCMを覚えていらっしゃる方もおられるでしょう。
有名観光地ですので大型バスやレンタカーの交通量が非常に多く、混雑します。
サイクリングは十分に注意してください。
近年は深刻な観光公害が懸念されております。
農地には立ち入らない、節度ある行動をお願いします。
「パッチワークの路」へは、JR美瑛駅から出発するのが便利です。 美瑛駅の周辺には数軒のレンタサイクル店がありますが値段は同じ。まずはお店を見て周りましょう。
アルバイト的な人ではなく専門的な技能をもった人によって整備や修理が行われているかは重要です。 お店に整備スペースがあるかチェック←重要
JR美瑛駅付近を出発すると、まず市街地を走行します。銀行や郵便局、コンビニエンスストアなど必要なものがコンパクトに揃っていますから、まずは用事を済ませてしまいましょう。
中心部の市街地を抜けるのに、まずは30分ほど必要です。
町外れの交通量の多い国道を横断。まもなく長い登り坂に直面します。 半ばまで登ったころから、そろそろ周囲の風景が色彩を帯びてきます。
ここから広大な風景が魅力の「パッチワークの路 」がはじまります。 パッチワークの路はバスや乗用車が多いので通行にご注意ください。
ハイシーズン中は「人が多すぎて観光にならない」などの声も聞かれますので、時間には余裕をもって。
★丘のうえの駅 JR美馬牛びばうし駅(標高300m)→「パノラマロード」(標高250〜300m前後) 「四季彩の丘」「美瑛放牧場」「新栄の丘」「ジェットコースターの道」
旭川から美瑛、美瑛から富良野へ、JR美瑛の次、隣駅がJR美馬牛駅です。ここはまさに丘のうえの駅です。
かわいい駅舎(無人駅)を出たら商店が1〜2軒だけの寂しい駅前。 振り返れば十勝連峰の山々の連なりがそびえ、新栄の丘、三愛の丘などの美しい丘の連なりが広がります。
駅を出て山に向かって数百メートルも歩けば小麦畑に出てしまうという、そんなところです。
列車が出発してしまうとバスもタクシーもありません。
外国人観光客もあまり見かけません。見かけても台湾などの若者たちが主です。静かな環境です。外国人観光客にもみくちゃにされるのが苦手な方には最適です。
「パノラマロード」はここ美馬牛が出発点です。
とんがり屋根の美馬牛小学校は駅の裏からも見えています。
「留辺蘂」方面は西へ5km 、
お花畑「四季彩の丘」は2.2km、美瑛放牧酪農場へは、さらに3km、
拓真館、新栄の丘、三愛の丘はそれぞれ約5〜10kmほど先です。
丘の連なりはそのまま、坂道の連なりですから、ここは電動自転車で行くべきです。
もちろん、「パノラマロード」に続いて「パッチワークの路」も含めてサイクリングできます。
所要時間は、半日+半日で1日コース。ギュッと詰まった楽しいサイクリングになるでしょう。
★JR美馬牛びばうし駅 を、もう少し詳しく
JR美馬牛駅前には商店2軒、郵便局があります。
駅前の広場には割ときれいな公衆トイレがあります。
珈琲専門店Gosh、ログハウスの喫茶店ラマルタは、美馬牛駅前から徒歩5分です
・JR美馬牛駅には駅前とは反対側に、裏出口があります。
美馬牛駅構内 「富良野方面ホーム」(向かい側)の後ろに駅の出入口があります。住宅地側の出口、住民の生活通路、砂利道です。
GoogleMapには反映されません。
・パノラマロード、四季彩の丘、美瑛放牧場、青い池方面の最寄り出入口です。
意外なことに、裏出口周辺のほうが賑やか(笑)です。私どもの「ガイドの山小屋」、ユースホステル、、ペンション 、カフェ、パン屋さん、教会などがあります。
四季彩の丘に歩いていく場合も、裏出口のほうがざっと10分短縮されます。
★パノラマロード とは?
JR美馬牛駅の東側の周囲25km、標高300m前後の丘陵地帯です。
・四季彩の丘
・美瑛放牧酪農場
・新栄の丘
・三愛の丘
・赤い屋根の家
・クリスマスツリーの木
・ジェットコースターの道
・ラベンダーかんのファーム
・拓真館
・小さなパン店 リッカロッカ (ガイドの山小屋のとなり)
これらがJR美馬牛駅のご近所と、パノラマロードにあります。
それぞれの丘の連なりはサイクリングに最適。
丘の道を走り始めたら、どちらを向いても風景がパノラマ状に広がります。
だから、「パノラマロード」と呼ばれています。
ひともクルマも少な目です。
パッチワークの路と比較して人工物が少なく静寂で、キタキツネや野ウサギなどの野生動物と出会うことも しばしばです。
観光地になる前の美瑛の原風景が今でも色濃く残されている奇跡のような場所です。
あまり観光化していないことも人気です。こちらはCMの名前ではなく、
三愛の丘、新栄の丘、拓真館、四季彩の丘(お花畑)、 美瑛放牧場など地名や施設名で呼称されています。
これまで、多くの有名な風景写真や 音楽プロモーションビデオ、CMがこの周辺で撮影されました。
また、JR美馬牛駅からは、電動自転車で5分も走れば丘の風景の真っ只中に出られるというのも魅力です。
「パノラマロード」へはJR美瑛駅よりもJR美馬牛駅のほうが距離、標高からみても、体力的に楽です。
その理由について。
JR美瑛駅は標高190m、パノラマロードは標高300m。
つまりJR美瑛駅 とJR美馬牛駅の標高の差は、約110mもあります。これはちょっとした登山に相当します。
平面の地図ではわかりませんが、この差は体力的にかなり響きます。
多くのガイドブックがJR美瑛を基点にしてサイクリングを紹介してありますが、これらの取材は実際には「車 」でやっています。
記事を書くひとはお仕事なので無理もありません。たった1ページ分の仕事の記事のためにいちいち自転車に乗らないです。
だから実際に自転車で走ってみると、美瑛の市街地を 抜ける無駄な時間と、だらだら長い登り坂に直面します。それはガイドブックには書かれていません。
例えば、もしあなたがJR美馬牛駅ではなく、JR美瑛駅から「新栄の丘」を目指した場合。こうなります。
まずは、雑然とした住宅地を走ります。続いて、 人がいない薄暗い場所を通り抜けたら、うんざりする長い上り坂に直面します。
登りきるまでに、かなりの時間を要します。ここまでは、美しい景色はどこにもありません。
同じ「新栄の丘」を目指すなら、近くて、ずーっと美しい風景がつづく、
「美馬牛駅を起点のサイクリング」がおすすめなのは、言うまでもありません。
なにも、わざわざ遠いJR美瑛駅から坂を登っていく理由は、ないですよね?
四季彩の丘や、美瑛酪農放牧場を目指す場合も同じ。
なにもわざわざ、JR美瑛駅から遥か遠い、15kmも走る必要はありません。時間とコストが…
JR美馬牛駅からならば、四季彩の丘はたったの10分。距離は2.6km。
小さなパン店 リッカロッカは?
ガイドの山小屋の隣です。徒歩10秒です。
★青い池(標高550m)・白金温泉(標高650m)
◎JR美瑛(標高190m)---23km--青い池(標高550m)--3.0km--白金温泉(標高650m) = 標高差は350m以上
◎JR美馬牛(標高300m)-18km--青い池(標高550m)--3.0km--白金温泉(標高650m) = 標高差は250m以内 距離5キロ短縮
出発は、JR美瑛でもJR美馬牛でもどちらでも構いません。
「道順」は美瑛発のほうがわかりやすく、
「距離と時間」では美馬牛発着のほうが短縮します。
JR美瑛起点、JR美馬牛起点、いずれにしても、
青い池まではひたすらペダルを漕ぎ続ける自転車の旅です。
☆参考資料 (goo blog)
@青い池に行こう 最短 JR美馬牛駅から青い池へ
https://blog.goo.ne.jp/guidediary/e/c501c8a3842533fb1b51ef6645b51770
A青い池に行こう JR美瑛駅から往復してみた
https://blog.goo.ne.jp/guidediary/e/523153377704900169f80068e531f9b2
☆チェック!
●JR美馬牛駅から 行く場合は、道路標識の「白金温泉方面」へ
全面舗装 広い 交通量極めて少なめ 18km
●JR美瑛駅前からの場合は、白金街道と呼ばれる道路を23km、正面の山に向かって走り続けます。
真正面から日差しを浴び続けるので日焼け止めを忘れないように。
☆所要時間
●当店(美馬牛)から青い池へ 18km 標高差+250m
・ママチャリ 片道3時間以上
・電動自転車Aタイプ 片道2時間弱
・電動クロスバイク 片道約1時間
●JR美瑛駅前から青い池へ 23km 標高差+350m
・ママチャリ 片道4〜5時間
・電動自転車Aタイプ 片道2時間30分程度
・電動クロスバイク 片道約1時間30分程度
★四季彩の丘(美瑛町美馬牛)
JR美馬牛駅から
距離2.6km 緩い登り
所要時間: 徒歩40〜50分 電動自転車10〜15分
★新栄の丘(美瑛町美馬牛-新栄) ・眼下に「赤い屋根の家」がよく見えます
JR美馬牛駅から
距離4km 丘のうえのみち
所要時間: 徒歩1時間半程度 電動自転車20〜30分
★ラベンダー かんのファーム(美瑛町美馬牛 -上富良野町)
JR美馬牛駅から
距離2.2km 平坦
所要時間: 徒歩30分 電動自転車10分
★美瑛酪農放牧場(美瑛町美馬牛)
JR美馬牛駅から
距離5km 四季彩の丘の向こう
所要時間: 徒歩1時間半以上 電動自転車20-30分
★ジェットコースターの道(美瑛町美馬牛 -上富良野町)
JR美馬牛駅から
距離4〜8km 登り勾配/下り勾配の連続する直線道路 (危)信号のない国道を横断する必要あり
所要時間: 徒歩不明 電動自転車20-30分
★ファーム富田(中富良野町)
●ファーム富田への行き方 富良野・美瑛 三大ラベンダー畑を巡るサイクリングに行ってきたよ - ガイド日誌 - (goo.ne.jp)
★日の出公園 (上富良野町)
◎JR美馬牛から、ファーム冨田(中富良野町) 片道17km。
◎JR美馬牛から、日の出公園(上富良野町)、片道10km。
☆チェック点はここ!
長距離走行にはある程度スピードが必要です。「電動クロスバイク」がベストな選択です。以下を参考にしてください。
十分に可能な距離、バッテリーも大丈夫です が、途中の風景はあまり期待できません。ちょっとした自転車旅です。
最短ルートは国道237号ですが、国道の交通量は非常に多く、交通の流れも速いので、おすすめはできません。ヘルメット着用のこと。(貸出)
Google Mapでは謎の薄暗い砂利道(おそらく開拓時代の旧道)に誘導される場合があるのでご注意です。
☆JRノロッコ号:ハイシーズン期間中(7〜8月)ファーム冨田の最寄りに「ラベンダー駅」が開設されます。ファーム冨田まで徒歩5分
★レンタサイクルあれこれ
★車種
主に電動自転車。ママチャリやマウンテンバイクをおいているお店もあります。
夏休み時期には電動自転車は 売り切れとなるお店が多くなるのでご予約をおすすめします。
電動自転車は新旧で性能に格差があります。
★電動自転車のバッテリー
レンタサイクル店では、電動自転車のバッテリーは、購入したときに付属しているバッテリーを使用している場合がほとんどです。
美瑛の丘で使用した場合、カタログ数値の6割がせいぜい能力の限界です。
半日以上の使用には難があるので、バッテリーをよくみて「12A未満」の場合は、出来ることなら交渉して「12A以上」に取り替えてもらいましょう。
3年以上経過した古いバッテリーは劣化しますが、そのまま使い続けているお店 も見られます。見た目での判断は困難です。
バッテリーの劣化は見た目ではわからないので要注意。なおパナソニックはバッテリーの劣化が穏やかなので、パナソニックを選ぶと失敗が少ないようです。
もしもバッテリーが切れたら、自転車を借りたお店に電話しましょう。必ず電話しましょう。お店によってはうやむやにしようとするかもしれませんが、
「新しいバッテリー持ってきてください!」
はっきり意思表示しましょう。
美瑛の丘のサイクリングではバッテリー容量は最低でもカタログ数値で60〜70km走行の能力が欲しいところです。カタログ数値の60〜70kmは実走では40〜50km程度。
さらに青い池に行かれる場合などは登坂による消耗が著しいため、カタログ数値で100km走行分がなければ足りなくなる可能性があります。しかし、どんな車両が当たるのかは「運」です。
もし不安なら私どもの「ガイドの山小屋」にお越しください。別売の大サイズのバッテリーを搭載しているので安心です。 車種一覧
レンタサイクル・なぜ電動自転車は高い? ママチャリの車両価格はせいぜい1 〜2万円。10〜20回貸し出せば、あとは廃車するまで ずっと儲かり続けます。 つまり業者にとってママチャリは儲かります。 では電動自転車はどうでしょう? 電動自転車は本体価格やバッテリーが近年大幅に値上げされました。(1.5倍から2倍) 現在、車両価格は最低でも12万円以上。 さらにバッテリーは消耗品なので寿命は3年。3年毎に5万円 以上もする新品バッテリーへの買い替えが必要。 だから3年以上前の古い標準バッテリーを使い続けてしまう業者さんがいるわけなのです。 もうひとつ重要なのは観光シーズンの短さ。北海道の夏は短く、まともな営業期間はせいぜい100日。 今の価格帯では、公的補助金でもない限り、低価格をウリにした新規店の開業はきわめて難しいと思います。 また既存店も、早かれ遅かれ値上げせざるを得ないと思われます。 |
★レンタル店はどこがオススメですか?
美瑛のレンタサイクル店は全店ほぼ同一料金です。
1999年に私たち「ガイドの山小屋」が北海道ではじめて電動自転車レンタルを導入しました。そのときの料金を、美瑛富良野の他のお店がそっくり真似たためこうなりました。(笑)
でも中身は同じではありません。あなたの目でしっかりと見極めてください。
美瑛駅の周辺には数軒のレンタサイクル店がありますが値段は同じですから、まずはお店を見て周りましょう。
アルバイト的な人ではなく専門的な技能をもった人によって整備や修理が行われているかは重要です。
お店に整備スペースがあるかチェック←重要
レンタサイクル店のなかには日常的な整備してない?バッテリー弱?パンク修理もできないの?など、
お店の外見を見ただけではわからない???な、お店もあるかもしれません。
●もっとも整備が行き届いているのは、美瑛駅から徒歩2分、旭川信金さん裏、ビ・エール向かいにある「寺島商会」さんです。
商売人ではなく職人さん、観光客相手の商店ではなく町工場ですから、口の訊き方が無礼だ。不快だとおっしゃる方もいるようですが、私の知る限りココがいちばん良心的です。
「寺島商会」さんは自転車販売店/自動車修理工場です。ほぼ全員が整備士ですから整備状況は上々。口は悪いが性格がいい。ガイドの山小屋も、ココには負けます。
●もっとも新しいお店は2018年6月オープンの「スギモト」さんです。観光協会斜め前
●専用駐車場があるのは「ガイドの山小屋」です。
●
●レンタサイクルお店選びのポイントは、
「パンクなどお困りのときに急行してくれる軽トラなどの車両がお店の前に常時待機していること」
「工具類が揃い、しっかり使い込まれた整備スペースがあるかどうか」 が重要です。
それがないお店は見た目が綺麗でも、例えば、
トラブルで困り果てて電話をかけても何もしてもらえない、全く助けてくれなかったりします。
●バッテリー最強はどこ?
間違いなく「ガイドの山小屋」です。他店の1.5〜2倍のバッテリーを搭載しています。バッテリーに妥協はしません。
万が一、バッテリーが切れたら交換が無料です。
★コスパについて
「午前」と「午後」で別々のお店でレンタサイクルを借りるのは、コスパも時間も無駄。
そこで、「午前」と「午後」、
なるべく1店舗でまとめて済ませることをおすすめします。
2店で借りるよりも3〜4割も安くなるだけでなく、時間の節約にもなります。
ガイドの山小屋ならば「乗り放題」プランがあり、約100km走行可能な強力なバッテリーが搭載されます。
ガイドの山小屋の電動自転車ならば、パッチワークの路、パノラマロード、全部見てまわっても、バッテリー にはまだまだ余裕があります。
バッテリーが切れる心配はまずありません。
★なるべく1店舗で済ませる!
そのほうが絶対にお得です。
お金も時間ももったいないです! しかも運悪く古い電動自転車に当たってしまったら大変です!
ガイドの山小屋で「乗り放題」を利用してください。真新しい車両、バッテリーをご用意いたします。
バッテリーサイズは、他店が5〜10アンペア前後(強さ指数)なのに対して、ガイドの山小屋は13〜20アンペア、その差は歴然。
同じ値段ならバッテリーが大きいほうが絶対にお得です。
ママチャリ型から電動クロスバイクまで3種類から選べます。見た目もかわいい、性能も上。 他店と同じ値段でも 中身はずいぶんと違うので、お得なものを選んでください。
●学割20% off 全ての車種、全ての料金プランが対象です
結局はガイドの山小屋の猛烈アピール、自画自賛して、すみません。
★安くすませたいなら?
美瑛町の宿泊施設のなかには自転車を無料、
あるいは格安で貸し出してくれる宿がいくつかあります。 ただし電動自転車ではありません。
★電動自転車にも種類があります
・ママチャリ型(生活感はあるけど無難で失敗しない)
・ミニベロ・小径車(かわいい、インスタ映えする、小柄な方に人気)
・クロスバイク・マウンテンバイク型(高性能、長距離モデル。値段以上の価値あり)
・ロードバイク型(車両価格がすごく高いのでレンタルでは見かけることはない)
・ママチャリ型+子供乗せ付(2歳までの前乗せ、5歳までの後ろ乗せ)
・ミニベロ型+子供乗せ付(上記に同じ)
いろいろあります。ガイドの山小屋ではロードバイク型以外のモデルがあります。車種一覧
JR美瑛駅前 主に「ママチャリ型」です。
★電動自転車のバッテリーについて
個人の旅行ブログなどを拝見しておりますと、バッテリーが切れてしまって大変な目にあった、という記述を見ることがありますが、それは運悪く 古いバッテリーに当たってしまったか、
または10年以上前の体験であることがほとんどです。
現在の電動自転車のバッテリーは「リチウムイオンバッテリー」を搭載していますので、昔のように簡単にバッテリー切れを起こすことはないといえます。
特に バッテリーに関しては国産のパナソニックが優れています。
なお、レンタル価格の安い電動自転車や電動クロスバイクを見かけた場合は、そのほとんどが標準バッテリー搭載(購入したときに付属しているバッテリー)です。
バッテリー能力が低めです。
カタログ数値が参考程度に表示されていますが、
例えば、カタログ数値の走行距離50km→実際は35kmくらい(6〜7割)と考えるのが妥当です。※新車の場合
3年以上経過したバッテリーはさらに能力が低下しています。
ガイドの山小屋では、別売の大きいサイズのバッテリーに搭載変更しています。
◎新車時→Mサイズ標準バッテリー ◎半日プラン→Lサイズ12-13A ◎乗り放題→XLサイズ16-20A
さらに、オーナーが自分で実走を行って定期的に性能をチェックしています。
ガイドの山小屋では、「能力が低下したバッテリー」や「付属していた標準バッテリー」は、Eタイプとして割引価格の商品で提供しています。
★電動クロスバイク 主要取り扱い店:ガイドの山小屋
レンタサイクルとしては北海道初、ガイドの山小屋が 最初に導入しました。当時の台数はわずか5台でした
通常の電動自転車と大きく違うのは、本格的な外装7段変速を装着しており、外観もカッコイイことです。
ママチャリ型とは全然違いますし、クロスバイクとも違う、まったく新次元の乗り物です。
例えていうならば、10万円クラスのミディアムスペックのマウンテンバイクに電動アシスト機能を加えた、現在考えられるものとしては最強の電動自転車といえると思います。
お値段が高く、まだまだ少ないですが、 これから増やしていきたいと考えています。十勝岳山麓(吹上温泉、青い池付近)へのリフトサービスも行っていますのでご利用ください。
なお、ガイドの山小屋の電動クロスバイクは、バッテリーを標準タイプから大型バッテリーに載せ替えています。
バッテリーの大きさの比較は以下のとおりです。
標準バッテリー(他店様と同じ) < 半日プラン < 乗り放題 < Dタイプ
・このパナソニックの電動クロスバイクは「ハリヤー」だな。カタログみて知っているぞ。なんだあ?バッテリーが純正とは違うじゃないか!
・なにいいいい! バッテリーを大型バッテリーに載せ替えてる! ずるい!
「けしからん!」
そういう苦情は一切受け付けません。
《 補 足 》
値段の安い電動クロスバイクも見かけますが、標準バッテリー搭載(購入時に付属するバッテリー)
ですからバッテリー能力がやや低めです。
カタログ数値が参考程度に表示されていますが、
例えば、カタログ数値の走行距離50km→実際は35kmくらい(6〜7割)と考えるのが妥当です。※新車の場合
3年以上経過したバッテリーはさらに能力が低下しているのでカタログ数値の半分程度を参考にされると良いかと思います。
また、「午後4時半までに返却しなければ悪質と判断して警察を呼ぶ」
「何かトラブルがあっても故障しても必ず自力で返却すること」など、厳しい条件がつくレンタサイクルもあります。
価格が低めの場合には、それなりの理由がありますが、それらの条件がクリアできる場合はお得です。ご検討の参考になさってください。
★スクーター(原付バイク) (ガイドの山小屋にはありません)
50ccスクーターは30歳40歳以上の、主に男性に人気がありますが、
事故やトラブルが多いようで、年々数が減り、最近はあまり貸し出しされていません。
電動スクーター(EVバイク)はバッテリー能力があまり高くなく、いろいろ難点もあるようです。
走行能力の目安としては、青い池1往復が限界。乗るひとの体重によってはそれも難しいという点が悩ましいところ。
ですから、電動スクーター(EVバイク)バッテリーが切れたときには、
「お店に電話して迎えにきてもらう」
という前提でご利用になると安心だと思います。 電動自転車のように自力走行ができない電動スクーターですから、良心的なお店なら快く迎えに来ていただけると思います。
それならば、例えば旭岳や富良野など遠くへ出かけても安心でしょう。
★電動キックボード (ガイドの山小屋にはありません)
JR美瑛駅前 美瑛町観光協会で貸出しています。
市街地の使用に向きます。美瑛の丘めぐりには不向きです。
バッテリー能力はあまり高くありません。なるべく近距離用に。
青い池まで、往復半日ずっと立ったまま、というのは正直きついです。大して景色も良くないし。
バッテリー能力は高くないので、万一バッテリー切れたら観光協会に電話して迎えにきてもらうといいでしょう。
すごく高いです。それだけの価値があるかは、各自の感想ですので・・・。
下り坂、段差、道路上の砂や土などで転倒が多発しています。死亡事故もあります。充分にお気をつけて。
★ママチャリ(普通自転車) 1時間200円程度 (ガイドの山小屋にはありません)
「短距離短時間」の利用が失敗しないコツです。
★基本的な交通法規について
自転車は必ず左側通行。1列で走行してください。
歩行者・農耕車両優先です。
2人乗りは禁止です。
5歳以下のお子様は乗車装置+ヘルメット装着のこと。
★丘のまんなかに立ちたい!あそこから写真が撮りたい! (深刻な観光公害)
たとえあなたが有名なカメラマンでも、芸術家でも、農地に立ち入ってはいけません。
「地主の許可を得ています」
公然とそのような嘘をつく方もいます。なんと地主さん本人に向かってそう言い放った方もいました。笑
注意をすると逆ギレする方が少なくありません。 そのため近年は黙って通報されたり動画を撮影されたりします。
一般住宅敷地や小学校などへの立ち入り、農地への立ち入りは、絶対にダメです。
近年、美瑛では観光公害が深刻になっていますので、注意だけで済まされない可能性があります。
みなさまのマナーは外国人観光客も見ています。
日本人がしているのをみて外国人も真似をします。
外国人観光客のマナーを非難する前にまず、日本人が見本を見せるべきだといえます。
2024年4月改訂
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